起立性調節障害には明確な原因があったからです。
したがって、このHPに書かれたことは起立性調節障害でお悩みの方にはとても重要です。なぜなら…
✓ 今まで:ODは原因不明。有効な治療はなく時が過ぎるのを待つだけ
✓ 原因があった:原因がわかれば対策を想定して行動できる
はじめまして。
私は神仙堂薬局 鈴木邦昭(薬剤師・心理カウンセラー)と申します。
✓ 朝起こしても反応がない!
✓ ゆすっても叩いても死んだように眠っている!
このページをご覧のあなたですから、こんな毎日にお悩みのことでしょう。しかし、もう悩む必要はありません。冒頭のように適切な手立てをすれば、わずか10日で起立性調節障害は大きく改善が可能です。
まずは、次のことを確認してください!
朝起きられない子どもだけでなく、お母さんも次のことを確認してみましょう。
朝起きたときに顔が腫れぼったいことがある
目元(上まぶた)がポッテリしている
顔が他の人より大きい気がする
夕方になると足が浮腫む(クツシタの跡がヘコム)
痩せているのに下半身が太い
上記の他にも、子どものころは「もっと目が大きかったような…」という記憶がある方もいらっしゃることでしょう。なかには、「目が顔から飛び出ている」というケースもあります。そして、それは目が浮腫んでいるからです。
「家の子どもは浮腫んでいる感じはないのだけど…」
そんな方でも、お母さんが思い当たるケースがほとんどです。以下は44名のODの子どもとそのお母さんに対する「浮腫み」についてのアンケート結果です。
表は複数回答ですが、44名中子どもの29名、母親の30名に浮腫みがありました。また、子どもと母親のいずれにも「浮腫みはない」と回答された方は、わずか7組のご家族だけでした。
さらに、複数回答を合計するとODの子どもは59、母親は48です。多くの人は複数の浮腫みを自覚していることがわかります。
「親子ともども浮腫みはない!」
もし、そんなご家庭でも心配はいりません。それは、単に浮腫みを自覚していないにすぎません。その証拠に…
鼻炎や喘息、アトピーなどアレルギーはありませんか?
では、もうひとつの質問ですが、ODのお子さんとお母さんに鼻炎や喘息などなんらかのアレルギー症状はありませんか?この質問も上記の44名のご家族にしてみました。
上表も複数回答ですが、親子そろってアレルギーのないご家庭は5組だけでした。また、親子そろって「浮腫みとアレルギーがない」と答えたのは44組中1組だけでした。
さて、この意味がお分かりになるでしょうか?
ODとアレルギーの発症、そして浮腫みには…?
実は、起立性調節障害の発症とアレルギー発症には、ある共通するメカニズムが存在します!
また、アレルギー症状があれば、必ず体は浮腫みます。したがって、44組中43組の親子に浮腫みがあることになります。
私はこの事実に気づき、また以下でご紹介している起立性調節障害が起きるメカニズムに気づきました。
また、ODの解決策に気づき、2016年の7月より小冊子を書いてOD解決にお役立ていただいててまいりました。さらに、その実績から2019年11月、起立性調節障害の原因と改善の手立てを紹介した著書「30日で朝「スッキリ目覚める」体質にする方法!」を書きました。
商業出版してくれる出版社を募集中です。
私の言葉に偽りがないことを著書レビューでご確認ください。
繰り返しますが、浮腫みに自覚がればもちろんですが、なんらかのアレルギー症状があれば自覚はなくても体は浮腫んでいます。この事実を前提に、起立性調節障害の病態について説明しましょう。
なぜ、子どももご家族も浮腫んでいるのか…?
実は、起立性調節障害における最大の悩み。
「朝起こしても起こしても目覚を覚まさない!」
この朝起きられない問題の直接的な原因は「浮腫み」にあります。そして、この浮腫みが生じる原因は「食事」にあります。そのため、ODの子どもに限らずご家族の方にも浮腫みが生じます。したがって、親子で朝が苦手なのは遺伝ではなく「食事内容がほぼ同じ」だからです。
ここで、なぜ、浮腫みがあると…
✓なんど声掛けしても反応がないのか…?
✓ゆすっても叩いても死んだように眠っているのか…?
✓朝起きた後しばらくの間、体調不良が続くのか?
✓ 夜になると元気になるのか?
こういった起立性調節障害の病態が“すべて!”説明がついてしまいますので、そのメカニズムを簡単にご紹介しましょう。
体の浮腫みは横になる(寝る)と頭に移行する!
体の浮腫みは、朝起きると重力により少しずつ下半身に移動します。そのため、浮腫みがひどければひどいほど、夕方になると足が浮腫むことになります。
一方で、この浮腫みは横になる(寝ると)全身に均等に散ることになります。寝ると徐々に頭部にも移行しますから、朝起きると顔が腫れぼったくなります。
重要なのは次の点です!
浮腫みは血管外および細胞外である「間質液」が異常に増えた状態です。そして、この間質液は体中を自由に移動できます。
先のように、横になる(寝る)と浮腫みは体に均等に散ります。また、その浮腫みは徐々に頭部へ移行します。
ここでのポイントは、血流が頭部から心臓に戻る静脈です。首の中央部に太い静脈がありますが、首の外側には細い外頸静脈が通っていることです。
柔道の締技が決まると…
柔道の締技が決まると、ホンの数秒で失神してしまいます。これを「落ちる」と呼びますが、締技は外頸静脈の流れを遮断することで決まります。さて、これはどうしてでしょうか?
3車線が2車線になると…
3車線の高速道路を快適に走っていたら、突然ノロノロ運転となったと思ったらその先が2車線だった。そんな経験は誰にでもあると思いますが、締技が決まるのも同じ理由です。
血管には行き(心臓から全身へ)の動脈と、帰り(全身から心臓へ)の静脈があります。頭部からの帰り道は大きくふたつあり、そのひとつが外頸静脈です。それが締技で流れが遮断されたら…
当然ですが、首の中央部付近に流れる静脈が渋滞します。このとき、後ろがつかえますが、それは頭部へ流れ込む動脈血流となります。そのため、脳は十分なエネルギーを作ることができなくなり…、失神(落ちる)ことになります。
頭部が浮腫むとどうなるのか?
横になる(寝る)と、体の浮腫みは徐々に頭部へ移行します。一般に、足が浮腫む人がそれを自覚するのが起きて8時間前後のようですから、寝て8時間も経過すれば頭部は十分に浮腫みが移行していることになります。
ここでのポイントは浮腫みは血管外で起きること。
したがって、頭部が浮腫めば浮腫むほど、静脈は圧迫され血流は低下することになります。
想像してください。締技が決まると、わずか数秒で人は失神します。完全に止まってはいませんが、寝ているときに数時間にわたって外頸静脈の血流が低下するとともに動脈から頭部へ流れ込む血流も低下し続けています。ならば…
あたかも「落ちている」ような睡眠となるのは自然なことではないでしょうか?
朝起こす前の顔色は…?
起立性調節障害では、朝起きることには落ちているような睡眠状態である。
それを証拠づける症状は、朝起きる前の顔色にもあります。それは…
「寝ている時の娘ですが、血の気が失せて死人のような顔色をしています!」
「息子の寝姿を見ると、顔面蒼白で尋常ではないと思うのですが…」
「ものすごく顔色が悪いな~と思うことがほとんどです。真っ白ですから。」
このような顔色ですから、同じように脳も血流が大きく低下していること。また、このとき脳の活動は低下することも容易に想像できます。
自律神経の司令塔はどこ?
「落ちている(失神)」とは脳がエネルギー低下で働きが悪くなった状態です。このとき、「なんど声掛けをしても!」、「ゆすっても叩いても」反応できないことでしょう。起立性調節障害も同じだと私は考えています。
では、朝起きた時に頭痛や腹痛、吐き気などの不調が起きるのは?
といえば、それもまた今の説明で想像できると思います。
自律神経の司令塔である「視床下部」は脳にあります。脳血流が低下していたのなら、視床下部もしっかり働くことができないのは自然なことでしょう。
起きてもすぐには…
足が浮腫む人も、朝起きたときには気にならない人がほとんどです。が、昼過ぎの14~15時頃には重だるくなり、夕方にはパンパンに足が浮腫んでいます。このように、浮腫みは自由に体を移動しますが、それなりに時間がかかります。
同じように、頭部の浮腫みも朝起きてすぐには解消できません。そのため、脳血流の低下は続いていますから…
✓ 朝起きてきたと思ったら、リビングでまた横になっている
✓ 起きた後も、しばらくの間はボーっとしている
ことになります。
頭部の浮腫みも夕方にもなれば大きく解消されていますから、脳血流は回復します。
そのため、夕方以降は元気だったり、朝の不調がウソのように改善しています。
ODの子どももお母さんも…
ODの子どもの多くはめまいや立ちくらみを訴えますが、これはお母さんも同じです。また、お母さんの多くもそうですが、起立性調節障害の子どもは例外なく次のような頭の不快感を訴えます。
頭が重い
頭がスッキリしない
頭が締め付けられる
頭に熱がこもった感じがする
頭がホワ~ンと浮いた感じがする
起立性調節障害が改善すると、どなたもこういった頭の不快感が解消されていること。また、こういった不快症状のある人に首を垂れて(地面を見る)もらうと…
額に血が集まっている感じがします
額が重くなります!
目の奥が重くなるような…
下を見ただけでクラっとします
こんな訴えを口にすることから、私はこれもまた浮腫みが原因だと考えています。浮腫みは自由に体を移動できる。この事実を思い返してください。
自律神経の機能が破綻していない!その証拠とは…?
ODでは、自律神経の機能不全が起きている。とか、自律神経機能が破綻している。などと言われています。しかし、冷静に考えるとこの指摘は的外れであることがわかります。
なぜなら、めまいや頭痛、吐き気などの不調は午後から夕方にかけて軽減していくからです。また、朝と夜では大きく様子が改善しているケースがほとんどです。
自律神経機能が破綻しているのなら、毎日のように夜になると症状が安定するはずもありません。(台風などの低気圧は例外です)つまり、
✓ 足が浮腫む人でも、午前中はさほど浮腫まない…
✓ また、昼頃から足の浮腫みを自覚し夕方にはパンパンになるように…
✓ 寝ているときの頭部の浮腫みも、起きた後、徐々に下半身に移動!
✓ 起きて数時間して、やっと頭部の浮腫みが解消されていきます!
朝起きた後もさまざまな体の不調で苦しんでいるのに、夕方以降はそれがウソのように元気になるのはこういったことが原因だったのです。
【注意】
体の浮腫みの原因は食生活にあります。また、この浮腫みは「利尿剤」などで解消できるものではありません。さらに、この浮腫みを利尿剤で解消しようなどという行為は、とても危険です。絶対に試さないようにしてください。万一、試すならば自己責任でお願いします。
起立性調節障害という病名がまちがっていた!
以上のことから、起立性調節障害という病名がそもそもまちがいだったことがお分かりいただけると思います。
立ち上がる(起立)とき、自律神経の機能不全によりさまざまな問題が起きる。
そう言われてきましたが、本当の病態は次のようなものであると考えられます。
1、食生活が原因で体が浮腫んでいる。だから、家族にも浮腫みがある。
2、親も朝起きが苦手な傾向が認められるのは、同じ食事により浮腫んだから。決して遺伝ではない!
3、浮腫みは、寝ると徐々に頭部にも移行
4、頭部が浮腫むことにより脳に流れ込む血管が圧迫される
5、朝起きる前に頭部の浮腫みはピークに達する
6、そのため、顔色がひどく悪くなる
7、脳は血流不足でエネルギー不足となり、声かけなどの刺激に反応できない
8、脳が覚醒できないから朝起きられない
9、起きても、すぐに頭部の浮腫みはとれない
10、自律神経の司令塔である脳の視床下部もしっかり働けない
11、そのため、午前中は自律神経の働きが乱れる
12、起きて数時間もすると、頭部の浮腫みもある程度改善する
13、故に、徐々に脳血流が回復して活動できるようになる
14、夜、もっとも脳血流が回復しているため、朝と比べて元気になる
15、また、午前中と比較して自律神経症状も改善している
【注意】
体の浮腫みの原因は食生活にあります。また、この浮腫みは「利尿剤」などで解消できるものではありません。さらに、この浮腫みを利尿剤で解消しようなどという行為は、とても危険です。絶対に試さないようにしてください。万一、試すならば自己責任でお願いします。
商業出版が決まるまで無料で読めます!
毎晩、夜になると元気な子どもを目の当たりにしていて…
「なぜ、朝まったく反応がないほど深く眠っていたのか?」
その理由がおおよそお分かりいただけたことと思います。また起立性調節障害は遺伝などではなく生活習慣病であることも、おおよそ想像いただけたことでしょう。
私は、2016年にこの事実に気づき、ODでお悩みのご家族にお役立ていただいてきました。そして、2019年11月以下の著書「30日で朝「スッキリ目覚める」体質にする方法!」を書きました。
著書レビューを読み、ここに書かれたことが事実だとご確認ください。
ある出版社から商業出版のオファーをもらいました!
現在、この本はAmazonの電子書籍(1,200円)で読むことができます。が、ここまで読んでくれたあなたには無料で提供させていただきます。
私の著書をきっかけに、一日もはやく起立性調節障害を改善してください。
なお、Amazonで購入する必要がありませんが、このページで私が書いたことが事実であることは、Amazonの著書レビューからご確認ください。
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申し込み完了メールをご確認ください。著書をPDFファイルで読むことができます。
期限がありますのでお急ぎください!
令和2年2月25日、ある出版社から商業出版のオファーをいただきました。そのため、出版が決まりましたら無料で提供できなくなります。出版が決まっても書店に並ぶのは少なくとも3ヶ月以上先ですが、無料のうちにお役立てください。
なぜ、無料で提供するのか?
「なぜ、無料なの?」
そう、心配になる方もいらっしゃるのかもしれませんので、簡単に説明させていただきます。
実は、私事ですが、2020年の夏に孫が生まれる予定です。今からとっても楽しみである一方で、心配もあります。それは、本でも紹介している食事のことです。
体が浮腫む原因となる食べ物は街中に溢れています。
外食産業やコンビニなどはもちろんなのですが…
実は、学校給食でもそれは当たり前のように使われています。
そして、この浮腫む原因物質は、鼻炎や喘息、アトピーなどのアレルギーの原因にもなります。また、私はこれが発達障害のトリガーになると疑っています。
私は、自分の孫にそんなものを食べさせたくありません。でも、コンビニや外食に「行かせない!」ないのではなく、そういったところに行っても、子どもたちが安心して食べることのできるものが売られている。そんな、世の中に変わってほしいとこころから願っています。
無料で提供するのは…
「ODの子どもたちが短期間のうちに改善するのが著者としての喜びである!」
とともに、私の著書により例えば
「起立性調節障害の会のような組織が政治を動かしてくれるのでは?」
と、期待しているからです。
他意はありません。安心してお申し込みください。
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病名ではなくODで苦しんでいる人をよく観てあげましょう!
最後に、本書の第一章の冒頭部分をここでご紹介しておきます。
行動されるかどうかの判断基準のひとつとしてお読みください。
まずは、病名ではなく患者を観察しましょう?
起立性調節障害は「自律神経のバランスが崩れる」ことが原因だと考えられています。
ですが、私が知る限りですが、起立性調節障害で行われる治療は「血圧を上げる薬の処方」や、頭痛には鎮痛剤、吐き気には制吐剤など「自律神経のバランスの乱れ」という大前提に矛盾した対症療法に終始しているようです。
私たちの体は神経系や循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌系、免疫系など複数のシステムから構成されています。生体は、これらのシステムを協調することで成り立っていますから、自律神経の乱れ(起立性調節障害)に対し、対症療法では効果が上がるはずもありません。
ここで重要なことは起立性調節障害という〝病名〟ではなく、患者を診て「何が起きているのか?」という事実確認です。
例えば、日露戦争では陸軍の全傷病者数は約35万人中、脚気患者が約25万人いたと推定されています。また、戦病死者約3万7千人中、脚気による死亡者が約2万7千人でした。
陸軍がこのように大きな被害を出した一方で、海軍の脚気患者は87名、死者も3名でした。この患者数は、海軍の兵士数が陸軍より1桁少ないことを前提にしてもごくわずかなものでした。
この差がどこにあったかといえば、それは兵士の食事内容にありました。
当時、陸軍軍医のトップは森林太郎(後の文豪・森鴎外)でしたが、ドイツで医学を学んだ彼は「脚気は細菌が原因」という説を妄信していました。一方で、海軍軍医トップの高木兼寛は、イギリス海軍で脚気患者がいなかったことに注目し、日本軍との違いはどこにあるのか?徹底的に探りました。
そして、高木は食事内容の差、つまり脚気が栄養不足であるという結論に達しました。
実は、海軍の実績から、陸軍でも麦飯が脚気予防に有効だと確認していました。しかし、麦飯が効くというのはあくまで経験上のことであったため、森林太郎が「理由はわからないが結果として脚気が治る」ということを認めなかったそうです。
今で言う「医学的エビデンスがない!」という主張です。
また、細菌説にこだわり続けて白米を食べ続けるように主張したため、先のような病死者を出すことになりました。
海軍軍医・高木と同じように、私は病名ではなく起立性調節障害の患者を医学とは別の角度から観察する必要があると考えています。
そして、患者の姿や訴える症状には、朝起きられない原因を明らかにするヒントが山のようにありますので確認していきましょう。
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